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毎年恒例のコト

かなり更新が空いてしまいました・・・

いろいろとありまして、中々更新が出来ませんでした。


いろいろと書きたいネタはあったのですが、そのいろいろはまた後日にしたいと思います。


さて、今日は毎年恒例の愛知県寝具技能士会主催の愛知県寝具技能競技会の日でした。

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選手としては5年前に優勝してからは出ていません。

その5年間は雑用とかお世話係りをしたりとしていましたが、

今年は昨年の技能グランプリで優勝したこともあり、審査員として参加させていただきました。

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初めは何気なく引き受けてしまいましたが、

いざ審査の時になるともの凄く複雑な気持ちになりました。

一生懸命仕立てている選手を見て、その後それを審査する。

大会としては当たり前の光景ですが、その一生懸命仕立てたふとんを審査するのは、

非常に難しい・・・

一枚一枚細かな箇所まで見る。それに点をつける。

一生懸命やりきった選手の為にも適当ではいけないと思い、僕自身感覚を集中させて審査する。

高い点をつけることもあれば、もちろん低い点もつける。これが非常に難しい。


プロがプロを審査するのは本当に厳しい。

きっと皆さんふとん職人を生業にしている方ばかりで、プロである。

だから難しい。

そこで思ったのは、批評をするのは簡単だなぁと。

批評をするのでなく、自分の感覚で評価をつける審査は非常に難しい。

しっかりと考えてつけた点数に勿論不満は無く、良く出来たほうかなと思いました。

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(今年の優勝された方です。)


さて午前中は競技会で、午後からは技能講習でした。

僕も座布団を仕立てたり、掛ふとんの仕立て方を教えたりと楽しかったです。

来年の技能グランプリに向けて練習している方もいたり、

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技能士試験を受けるために解らないところを聞いているもいました。

僕自身はというと、人に教えることで学ぶことも色々ありました。

何気なくやっていることを、言葉に出して教えることで、自分でもハッと気付くことがありますよね。

「教うるは学ぶの半ば」とは本当にこのことですね。



この愛知県の技能士会は年に一回の行事ですが、僕には本当に刺激的な講習会です。

また来年も楽しみです。










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by niwafuton | 2012-08-26 23:50