丹羽ふとん店の職人
by niwafuton
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日々コツコツ。

先日ふとんをつくる講習会で、「どうしたらそうやって出来ますか?」って聞かれました。

また先日親父に「綿の調子が良い。全部同じ感じで打ちあがってる」って言われました。


まずどうしたらそうやって出来ますか?ってことの答えなんですが、

毎日、毎日同じ工程の繰り返しをやって、日々疑問に感じ、

直していくことが一番良いのではと思います。

見ただけではすぐに出来ません。聞いただけでも同じ。

手の動き、感覚は繰り返し繰り返し覚えるもので、すぐに何でも出来るって言うのは出来ない証拠。

職人は感覚を体に沁み込ませないといけません。

しかし、これが間違ったやり方や我流過ぎるでは、確かな事は身に付き難いと思っています。

そこで綿の調子の話になりますが、うちの親父はかなりこだわりのある上に厳しい。

綿の配合から重さまでかなり細かい。数グラム単位で注文してきます。

相当長い特殊な綿を使っている丹羽ふとんは、結構珍しがられる。

長いだけに調整が苦労するんですよ。

でもこの綿には意味があるから、使っている。聞けばなるほどって頷ける。

綿はいつも同じではないし、天候にも左右される。

敷ふとん・掛ふとん・座布団使う用途でも変わるし、同じものを作るにも数種類の綿を使う。

例えば敷ふとんの中心部分と外側では違う綿を使い、綿の配合で硬さを変えているんですよ。


ってことで、親父が気に入らないと何でこうなったとか、

自分で触って感じてみろとか前はよく言われました。

でも最近は言われなくなった気がします。

これも日々の仕事をコツコツ丁寧に考えてやって身に付いてきたものです。

僕は毎日何気ない仕事にも難しさを感じ、

これで良いのかなと自問自答し親父に確かめてもらっている。

まだまだ沁み込ませなきゃいけないことはたくさんあるけど、

日々コツコツとやっていることが身になっているは確かだなぁと感じています。

明日もコツコツ頑張りますか!!









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by niwafuton | 2012-10-24 23:53
モノを語ってイイん会?Vol.1
土曜日に大ナゴヤ大学さんの授業に参加してきました。

その名も
「モノを語ってイイん会?Vol.1」理想の「眠り」を夢みよう!
〜まくら社長から教わるこれがホントの睡眠学習!?〜

そうです、まくら社長とはいつも仲良くしているkitamura japanの北村さんです。

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この授業は僕が参加しているメイドイン愛知プロジェクトとのコラボ授業で、

vol.0の時はフランネルソファさんで行いました。あれから約一年が経ち、vol.1が開催されました。

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今回は愛知の理事長の北村さんの授業で、

寝具を作る僕としては北村さんの話を興味津々で普通に生徒として参加させていただきました。

まずは、枕の歴史や睡眠の意味など、座学をし、

その後は駐車場で青空を見ながら、様々な枕を試すと言うかなり面白い体験をしてきました。

その後はグループにわかれ、海外で枕を売り出すには??

という北村さんらしいお題が与えられたので

参加者でワークショップを行い、発表という楽しい企画でした。

海外販売するにはって所ではかなり僕の主観と思いが出てしまい、

同じグループの方に迷惑じゃなかったかななんて思いましたが、

実際に自分と置き換えてみるとかなり面白くなり、楽しんでしまいました。


写真は注意事項で撮影禁止でしたので、少ししかありませんが、

最後に授業終了後は北村さん自らがフォークリフトを運転しているレアな写真が撮ることが出来ました。

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いつも何気なく仲良くしている方の話ってなかなか聞く機会が無く、

今回は北村さんの新たな一面が見えた気がしました。

たまにはこういう場面を見ることも大事ですよね。


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by niwafuton | 2012-10-15 00:33
ニューヨークでの出会い。
前回のブログでアメリカで良い出会いがあったと最後に書きました。

アトランタから折角だからニューヨークも見に行こうとなり、向かいました。

まずはアメリカに行く数週間前の出来事から話は始まりました。

以前伊勢丹の催事で同じ場所で出店をしていたマイクロコットン(ヘリオスホールディング)の小野田社長から連絡があり、


「丹羽さん、今度名古屋に行くから食事しない?」


って電話があり、もう何年ぶりになるかと思う連絡に僕は即答で「いいですよ」って会ったんですよ。

話は近況報告や将来の事など本当に良い話をしていたところに僕は

「アメリカに綿畑を見に行くんですよ。その後ニューヨークも行ってみようと思っています」

って話をしたら、小野田さんが、

「ニューヨークに住んでたことあるんですよ。友達がいるから紹介します」

って言われたので、僕は「是非!!」って事で紹介をしてもらいました。

その方は僕の一つ年上でニューヨークには20年以上住んでるみたいなんです。

その話を聞いた時点で凄いな~なんて思っていたら、しかも向こうで陶芸家をやってると聞き、

もの凄く興味がわきました。

ニューヨークに行く前に何度かその方とメールのやり取りをさせてもらって、

いざニューヨークについて、その方と待ち合わせをしました。

丁度MoMAに行きたいと伝えてあったので、MoMAの前で待ち合わせをし、

少し緊張気味で待ってました。

そうするといきなり

「こんにちは北出です。」

って声をかけられました。


そうです、この方北出健二郎さんといって、ニューヨークで陶芸をやっているアーティストなんですよ。

事前にwebなどを見て、面白いなぁって思っていました。

実際にあってみると気さくな感じの方で、僕の無茶な要求を調べていただき(NYの寝具にこだわったお店のことです)本当ありがたかったです。

半日以上ずっと一緒にSOHOから歩きながら、色々な話をしました。

こうやって異国の地で頑張っている方の話は本当に面白く、刺激になりました。

思いが強いと感じ、僕は同じ感覚を持っている思いました。

こうやって同じ世代の小野田さんや北出さんと同じ時間を共有できることを本当に幸せに感じます。


↓北出さんです

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北出さん本当にありがとうございました。本当に楽しい時間を過ごせました。


また歩き回ったSOHOの風景です。今回ニューヨークではこの写真が一番に気に入りました。

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この近くにこだわりの寝具が売っていました。

かなりテンションが上がりましたが、その話はまた今度。




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by niwafuton | 2012-10-12 23:57
ついに綿畑へ

さて昨日の続きですが、アメリカ二日目は朝5時半に起きて、いざヴィエナに!!

話では車で2時間半くらいと聞いていたので、近いんだなぁなんて思っていましたが、

いえいえ近くありません。

ハイウェイをとばして2時間半なんですよ。

それにしても流石アメリカ道が広い。

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近くになってくるとハイウェイ沿いにも綿花畑が現れて、

タンクにもcottonの文字や絵が書いてありました。

主となる産業の一つなんですね。

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うっすら白く見えるのが綿です。

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近づくにつれて、この先にあると思うと本当にテンションが上がってきました。

さて、ハイウェイからすぐ降りたところにある「コーリージン」という綿花栽培と

ジン工場(綿繰り)をやっている会社に到着しました。

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案内をしてくれるのはこちらの会社の息子さんのマットさんです。

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マットさんとアトランタの友人がやり取りをして頂いたお陰で話はスムーズに進み、

まずは工場内を案内して頂きました。

工場は数日前に雨が降ったため収穫していないことから動いてはいませんでしたが、

その分機械の原理や中まで見ることが出来ました。

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僕がいつも行っている綿打ちをする機械と何となく原理が同じだったので、解り易かったですね。

機械を見ただけでは解らない部分です。やはり説明があってこそ理解出来ることでした。

そうやって考えると工場が動いていないからこそ、事細かに質問に答えてくれたので、

凄く勉強になりました。

さて、続きまして綿花畑に移動します。

工場から10分程度走った所にコーリーさんの畑があります。

どうですか?見渡すばかりの綿畑。

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まさに地平線ですよ。

とにかく広くて、僕の想像を遥かに超える大きさでした。

ここでもマットさんに色々と質問をして、答えて頂きました。

マットさんは細かく教えてくれて、聞けば何でも答えてくれました。

友人曰く「こんなに丁寧な方は稀だよね」っていう位いい人でした。


そして、コーリージンは綿だけではなく、落花生も栽培しているということで、落花生畑へ。

落花生って地中になるって知ってました?

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マットさんが何気に落花生を掴み、割って生でピーナッツを食べてるじゃないですか。

えっ僕にも食えって?

食べてみたら・・・意外といけるじゃん。

甘みがあって美味しかったです。でも何となくアクがある感じでした。

その後は折角だから綿を収穫するトラクターを見に行こうということになり、

また数分車でいったところにあります。

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この大きさ半端ない。タイヤが僕の背丈よりでかいって、凄すぎる。

これ新車らしく、凄くピカピカで説明するマットさんも嬉しそうでした。

ここでも収穫する工程を教えてもらいました。

さて、会社に帰り、倉庫に案内してもらって、ストックしている綿を見せてもらいました。

今はまだ空きがあるけど、収穫期にはここが満杯になるくらいだそうです。当たり前ですよね。

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ここでは僕らが仕入れるような形状にして出荷しているみたいです。

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今回、綿の栽培から製品までする工程を見せてもらい、本当に勉強になりました。

僕の作っているふとんはほとんどが綿(コットン)を使います。

その綿を生産している現場に行くことは、凄く当たり前のような気がしていましたが、

凄く遠い場所でした。

実際に行ってみると言葉には表せない凄い経験をしました。

今までは本を読んだり、親父や人に聞いたりと、見たような気になっていたのかもしれません。

百聞は一見に如かずとは本当にこのことだなと感じました。

僕は今回自分の目で広大な畑を見て、生産者に会い、

ここでしか感じることの出来ないモノを手に入れた気がします。

今回、見ず知らずの僕を案内をしてくれたマットさんファミリーに凄く感謝します。

また通訳とアトランタでの世話を全てして下さった大場さんファミリーにも凄く感謝しています。

彼が通訳をしてくれたおかげで、事細かに聞くことが出来、理解する事が出来ました。

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友人がほんの少し綿畑の話をしてくれた事がきっかけで、

僕は素晴らしい場所を訪れること出来ました。

きっとこのタイミングを逃せば行くこともなかった様な気がします。

本当に色々なことが重なり、遠い地に行けたことを感謝します。

これ以外にもアメリカでは良い出会いがありました。

それについては後日書きたいと思います。

最後に親父がいつも言っていた綿畑を見ることが出来、本当に嬉しかったです。






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by niwafuton | 2012-10-08 00:07
アメリカに行ってきました。なぜ?
先月の21日にアメリカに行ってきました。


なぜアメリカ?


簡単に言えば、綿畑を見に行ったのです。

思い起こせばあれは去年の夏。

アトランタにいる友人とスカイプで話していた時に、

「こっちの方に綿畑たくさんあるよ。」

ってフレーズが出た途端、僕はもう行きたくてしょうがありませんでした。


しかし、作物には時期というものがありまして、行ったからといってあるわけでもなく、

しかも情報が無ければただ行くだけになってしまいます。

ただ行っただけでは意味がなく、せっかく行ったら農家にも行きたい、

その他まつわる場所に行きたい、そう考えたので、去年は諦め、今年の秋に行こうと決心しました。

さて、まずは行き先をという事で、色々な方に聞きました。


良い情報をくれたのはやはり、綿問屋と親父の知り合いの綿関係の方でした。

早速色々とアレンジをしてもらい、一件の農家とコンタクトを取るようになりました。

その方はアトランタと同じジョージア州にあるヴィエナという産地でした。

ということで、早速手配をして、いざアメリカへ!!



デルタに乗り、デトロイト経由でアトランタへ。

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それにしてもアトランタ空港は空港自体が大きくて、荷物を受け取るだけで大変でした。

いきなり迷いました・・・

さて無事友人とも会えることも出来、その日は夕方でしたので、観光を少しして、

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そして食事へ。何が食べたい?って聞かれたので、迷わず「ステーキ!!」って言いました。

って事で連れて行ってもらいました。

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The アメリカ!!凄い大きさでした。

本場のステーキは凄く美味しいのですが、この大きさに見るだけでお腹一杯です。


The 肉!!を喰らうって感じで良い感じでした。


あと一日目は近所のスーパーに買い物に行って、終わりました。

ここのスーパーでも寝具を扱っているみたいですので、しっかり見てきました。

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本番の綿畑は2日目なんですが、ここからは長くなるので、綿畑については次回書きます。


それでは。






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by niwafuton | 2012-10-07 01:08


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